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I Love Apples

デスノな日々

2024'11.24.Sun
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2009'10.12.Mon
カムイ外伝の松ケンふんどし姿と迷った結果、ツレの希望を容れてオタクらしいアニメを見てきました。
「時かけ」の監督さんなんですね。「時かけ」ちゃんと見てなのですけれども。

面白かったです。うう、高校生の男の子が青くて甘酸っぱい。青春だなあ…。
風景も綺麗で、アニメーションも美しく、仮想現実世界は特にセンスのある画面づくりでした。可愛い。演出上手いなあ。
(そういやまっどはうすだったんだな)
お話も単純明快、笑いあり、涙あり、ハラハラあり、爽やかな青春で、古き良き日本の風景と、仮想現実の世界がミックスされたところなんかは特に面白かったです。

以下ネタバレ感想。(ちょっと辛口)



…ただ。
ただなあ…。
なんでだろう。惜しいと思うのは、これほどの表現力と完成度がありながら、何故ストーリーの脇が甘いのか…。
私の場合、脇が甘い、と思うのはたいていリアリティづくりの問題なのです。
リアルを描けというつもりはないです。リアリティを描いて欲しい、と思うのです。
つまり、創作においては「それらしく見える、思える」ことが何より大事なんじゃないかと。たとえウソ八百を並べても、「ふーん、そうなんだ」と思わせたら勝ちだと私は思ってるんですけど。
この映画の場合、インフラシステムがSNSに依存しきってしまい、外部から制御不能になるというところに、つい「ホントなんかい?」と思ってしまったんですよ…
現実にそうなる可能性がゼロって訳ではないんでしょうが…それにしても世界が破滅するかもという非常事態を、システム管理者が放置プレイっていうのは納得できないんだが…。
そこに少しでいいから、「主人公達でないとこの問題は解決出来ない」という理由付けをしてくれたら、納得出来るのだが…。

いや、わかってるんですよ、ストーリーなんて大抵はご都合主義につくられてるものです。
デスノだって、最後の方の竜崎はご都合主義的に無能になっていった訳ですし…
(最大のご都合主義はレムの母性愛だと思ってますけど私は。)
でも、そのご都合主義を華麗に誤魔化して欲しいんです。
(たとえば、あれだけ緊急通報システムが誤作動しながら、一人の犠牲者も出さなかったというのがまずありえない…絶対誰か死んでるって!でも、作中で「問題はありませんでした」って言われたら、それは信じるしかない。そのレベルの誤魔化しでいいんです)

そもそも、こんな誰でも感じるような疑問は、誰に言われるまでもなく、制作サイドも重々承知してると思うんですよ。じゃあなんでそれを誤魔化さないのかが不思議なんですよね…。
「娯楽作品だから」で片付けとくべき問題なんでしょうかね、これは…
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