17歳

月ソングは色々あるのですが、椎名林檎の17歳という曲が高校生月にぴったりだなーと思います。
怠惰で退屈な17歳。


僕は今１７歳
学校は田舎に在って
同じ制服を着て同じ雑誌を読んでいる

僕は今１７歳
教師たちは皆幼稚で
僕を特別扱いする

好きなのは哲学の授業と放課後
それだけが自分の時間だと思える
放課後に可愛い女の子はそこそこの奴と遊びに行って
他の子たちはまっすぐ家に帰る
TVドラマの話なんかしながら

僕はひとりで家に帰る
名もなき人々の群れを眺めながら
地下鉄に揺られ、見知らぬ街を彷徨い
どこか遠くへ、何処でもない処へ…

高校生月と白月とキラ月は厳密には別人のような気がします。性格が違いすぎる（笑）
高校生月とキラ月はひとを小馬鹿にした態度が地続きだと思うのですが、白月を経由しているので深層心理に何か隠されたものがあるといいなあ…。
退屈な高校生月はときどき学校の屋上で煙草とか吸ってそうです。でも見つかると父親にがっかりされるし、教師は煩いし、健康にも良くないし馬鹿馬鹿しいからすぐにやめるだろうな。でもたまに思い出したように屋上で一本吸ってみる。可愛い女の子とデートはするけど恋はしないし、関係しちゃうと後々面倒だから深入りはしない。塾に行くのは「だって塾くらい行っとかないとかえって嫌味だろ」。
うわあ嫌な奴だほんとに（笑）クラスに居たら絶対近寄りたくないタイプだ…。
友達は多いけど誰にも心を許してない。普通を装うことに少し息苦しさを感じている。生活はそこそこ楽しいけど心底楽しいと思うことは別に無くて、毎日毎日同じことの繰り返し…
まあそんな高校生だったのではないでしょうか。身近に居て欲しくはないけれど、なんとなくアンニュイなイメージが好きです。高校生月の話も書いてみたい気がするのだけれど、いったい誰と絡ませたらいいのか（苦笑）パラレルかあ…高校生月と転校生竜崎。
友人に学園パラレルの名手が居りまして、出来れば彼女にデスノ学園パラレル小説を書いて欲しいなあと秘かに夢みてたりします。
大学生パラレルの名作はすでに他の方が書いてくださっているので…へへへ。


そういえば大学受験もそろそろ終盤でしょうか。二次試験前期日程の発表はもうそろそろでしょうか。受験生の皆さん、試験の時間は苦しいでしょうが自分を信じて頑張ってください。そして最後まで諦めなければどこかで道は開けます。粘り強く、強かに、解答用紙と最後まで向き合ってください。
そして一年や二年遠回りしたとしても、長い人生においてたいした意味はないのです、実は。