初恋はスイートピーの香り

スイートピーに香りなんてありゃせんがな…


昨日、何故からいとくんの膝の上であんあん言う竜崎を夢想したのですが、もうほとんどパラレルだなと思いました（私の中では）。
でも、難しいこととか何も考えてない、本能のままのような竜崎も好きです。
可愛いくないけど可愛い、小悪魔みたいなにゃんこ竜崎も大好きです。
原作の竜崎は、不真面目そうに見えて実は真面目だったり、その逆だったりして、
ほんといかようにもとれる多面性が魅力のひとつだと思います。

ただ、竜崎は世界のLをただの義務感だけじゃなくて、自分の意志でやってたんだったらいいなあ…
というのはガチなのです。
誰かのためにという言葉はいつも美しくない（大島弓子だったかな）
自己犠牲ではなく、自分のために、L業をやってて欲しいなあ、と切実に願います。

１日はワタ誕だったのですね…すっかり忘れてたごめんなさいワイミー氏。

ワタリと言えば、ワイミーズハウスを作って竜崎二世を育てようとした恐るべきじじいということで、一見温厚かつマッドなサイエンティストな一面も持っている人、というイメージであります。

竜崎との関係はいろいろ夢想したこともあるのですが、人様の妄想を伺ってる方がよっぽど面白いなあ…と思いました。ことにワタリに関しては。
麺さんのチェルノブイリ幻想も素晴らしいし、ワイミーの家族を殺した犯人を捕えてくれた幼き「L」に恩義を感じて竜崎に仕えるようになった、という設定は今でも胸に残っております…

ワタリが竜崎を「世界の切り札」に仕立て上げたことは間違いないと思うんだけど、最終的にはその道を選んだのは竜崎であって欲しい。
ただ、それとは別に、ワタリにはそのことを少し後悔していて欲しいです。
自分が育て上げた「L」を誇ると同時に、竜崎から人並みの幸せを奪ったことを、ワタリが秘かに悔やんでいたらなあ…。

映画はワタL度がすごかったですね。
「あなたが居れば幸せです」
そんなこと竜崎が言うなんて思わなかった！あれを言えるところが、映画ならではなんだろうな。
原作の竜崎なら絶対言わないと思う。照れちゃうでしょ！