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I Love Apples

デスノな日々

2024'11.25.Mon
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2009'02.21.Sat
データを探して書きかけメモの整理をしていたら、昔書きなぐったお題系SSのきれっぱしがぞろぞろ出て来たので、場繋ぎにUPしてみることにしました。
あんまり昔に書いたので、ほんとにこれ自分が書いたものなのか、正直自信がありません。
…いや、書いた記憶はあるんですが…
面白いな…まるで他人が書いた話みたいだ…


というわけで続きはLミサSSです。
いきなり始まっていきなり終わる。


いつかそのうちLさゆを書きたいなあ!妄想はしてるんですが。


ストロベリスイートキッス


「竜崎さん」

名前を呼んでも振り向かない頬に思い切り背伸びして軽くキスすると、竜崎はギョロ目を剥いてあたしを見おろした。

ちょっとなによその顔。怖いじゃない。

ミサアイドルなんだから。こんな可愛い子にキスされたら普通はもっと嬉しい顔するもんじゃない?
「ミサさん」

怒った?怒ってる?怒られる?

「好きになりますよ?」

げぇと思った。冗談やめて。あなたはあたしを好きになんかならない。あなたが好きなのはライト。あたしが好きなライト。

たとえミサがキラでも、絶対あたしのことは好きになんかならないくせに。

べーだ。

舌を出したあたしの腕を掴んで竜崎は腰を屈めた。
一瞬で目で殺して、息も出来ないくらい唇を塞がれて、苦しくて目を閉じる。唇を割って侵入してくる甘い舌を思わず追いかける。

ようやく離した唇を少し尖らせて何すんのよ変態とののしると、竜崎は頭の悪い子みたいに首を傾けた。

「誘ったのは貴女ですよ?」

「…でも…っ」

「でももストライキもありません、自分の行動の責任くらい自分でとれる筈です。ミサさんは」
Dカップなんですね、とやけにいろっぽい唇に人差し指をあてて竜崎は低い声で呟いた。
「予想外に大きかったんですが、それ、本物ですか?」
そう言った竜崎の頬を、あたしは思いっきりひっぱたいてやった。
ライトがトイレに行ってるほんの数分間のできごとでなかったら、生で触らせてやろうかと思ったくらいよ。
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