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I Love Apples

デスノな日々

2025'04.05.Sat
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2007'03.29.Thu

月はほんとはあそこで竜崎が死ぬとは思ってなかったんだと思います。
いや、死ぬだろうとは思っていたし、死ねばいいとも思っていた。
だけど、ほんとうに死ぬとは思ってなかった。
確信もなかったし、そんな簡単に死ぬとは信じてなかった。
竜崎なら死なないだろう、と…

それが案外簡単に消えてしまったので、
本気で驚いて(原作のLが倒れるコマの顔は本気で驚いてると思う)、
でも竜崎に死んでほしくないと思ってる自分の気持ちには気づいてないし(むしろ否認したい)、
自分の計画がうまく行ったことに満足して、
邪魔者がいなくなったことにも喜んで、

死んでしまったものは二度と生き返らないし、
話しかけても返事もしてくれないし、
もう二度とふれることもできないし、
話をすることもできないんだということに、
あとになってようやく気づくんです。月は。

号泣。


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2007'03.28.Wed

平安死帳絵巻
 巻三 写経      *微妙にえっちぃ警報発令中


綺羅が、捕らわれた。
瞬く間にその噂は京中を駆けめぐった。
しかも、娘を襲い金品を強奪し逃げようとしたところを、検非違使に捕らわれたという。
綺羅への信仰は、瞬く間に失望へと変わった。
その失墜を、顔を顰めて眺めていた者が、宮中に居た。


黴臭い湿った空気が澱んでいる。
検非違使庁の牢の一つ。
そこに、検非違使少尉松田が転がって居た。
後ろ手に戒められ、松田は検非違使としてではなく罪人として牢に放り込まれていた。
単衣一枚の惨めな姿で、髪は乱れ、烏帽子も取り上げられている。

申の刻が過ぎた頃、だったか。
忽然と牢の中に姿を現したのは、二人の童子を伴った陰陽師だった。
「松田さん、大丈夫ですか」
「り、竜崎」
松田は不安と疲労で困憊した顔をあげた。
「大丈夫じゃないですよ。もう死にそうです…」
「なるほど、大丈夫なようですね。では始めましょうか」
竜崎は傍らの童子に命じると、筆と硯を用意させた。
くろぐろと墨を含ませた筆を片手に、ふわり、と直衣の袖を返して松田の前に座り込む。
「脱いでください」
「え、ちょっと待っ…竜崎、ああっ、何するんですか」
松田は悲鳴をあげた。
竜崎が有無を言わさず、松田の着物の前をはだけたのである。
抵抗しようにも両手は後ろできつく縛られ、指一本動かせない。
しかも、二人の童子が両脇から身体を押さえつけている。子供だというのに、信じられないくらいの力だ。
いや。これは子供ではない。式神である。
(ああ母上…すみません…)
松田は目を閉じた。

「何考えてるんですか松田さん」
竜崎のうんざりしたような声に、松田は我に返った。
「勝手に妄想しないでください。まじない、ですよ。これからあなたの身体に、怨霊よけの呪を書くんです」
「…怨霊よけ?」
「今夜、綺羅が松田さんを殺しにやってきます」
松田はひっと声にならない悲鳴をあげた。
「松田さんは婦女暴行強盗殺人の重罪人です。しかも綺羅の名を騙って捕らえられた。これを潔癖な綺羅が許すわけがない。必ず松田さんを殺し、松田さんが綺羅ではないという証をたてに来るでしょう」
そこを捕らえます、と竜崎は言った。
「…じゃあ、僕は囮…」
「そういうことです」
竜崎は頷いた。
「しかし、それで松田さんが殺されてしまってはあまりに申し訳ないので、松田さんの本当の姿が綺羅から見えぬよう、呪をかけます」
「呪…」
「全身に経文の文字を書きます」
姿隠しの術。
松田は、ようやく合点した。
竜崎が策があると言っていたのは、これだったのだ。
式神を気味悪がる松田にとっては、呪も怪しいものに変わりはない。
出来ればそんなものに関わりたくはない。
しかし、事ここに至っては陰陽師に頼るより他に助かる途はなかった。
松田は、観念した。


ぶつぶつと呪文を唱えながら、竜崎はさらさらと松田の額に筆を走らせる。
薄皮一枚の上でまるで生き物のように筆がうごめく。
「…くすぐったいです、竜崎…」
「我慢してください。動くと文字が乱れて、呪になりませんよ?」
ぴしりと言って、竜崎は再び筆を構えた。
最初は額。頬。顎。首。肩。腕。背。胸。腹。
竜崎の手によって次々と松田の浅黒い肌に呪の文字が鮮やかに浮き上がる。
文字という紋様によって彩られる肌は異様でもあり、また美しくもあった。
その紋様を描き出す竜崎の動きもまた、舞うような美しさがある。
墨を含んだ筆が皮膚の上を滑る。
竜崎の息遣いを、感じる。
「…あ」
松田は思わず声をあげた。
「何、今の声」
「変な声」
式神たちは互いに顔を見合わせてから竜崎を見上げた。
「弐亜、芽呂。もういいですよ」
竜崎が言うが早いか童子の姿は消え失せ、二枚の人形だけがひらひらと松田の腹の上に舞い落ちた。
「松田さん」
竜崎はじろりと松田を見下ろした。
「こんなことでいちいち感じないでください。気が散ります。式神の教育にも悪影響を及ぼします」
「…すみません…」
松田は下を向いて自分でも赤くなった。
それについて竜崎が全く意に介さないのが、かえって恥ずかしい。
「まあ我慢しろと言っても無理かもしれませんが。生理現象ですからね」
「……あっ。そ、そんなとこまで…っ。あ、そっ、そこは竜崎、さすがに…だ、だめです。自分で書きますっ」
「綺羅に引っこ抜かれたいんですか?」
「…いえ、お願いします」
もはや、今の松田は全てをこの陰陽師に委ねるしかなかった。

やがて足指の先まで経文を書き終えると、口内で呪文を唱えて筆を置いた。
「終わりました」
竜崎は立ち上がり衣の裾をはらった。
「松田さん。単衣を着てください」
「そう言われても…」
手は縛られたままで動かせない。
竜崎は軽く舌打ちしてふたりの式神を呼び出すと、松田に着物を着せてやるよう命じた。
「急いでください。弐亜、芽呂」
竜崎は黒目を左右にせわしなく動かして、親指の爪をがりっと噛んだ。
「来ます」
牢の空気が、変わった。




つっづくぅ~!


*****************************************
ヤッターしくだい消化~!
写経される人が竜崎でなく松田になっちゃいましたけどね…
竜崎にもしたかったんですけどね…!ちょっと尺が足りなかったです。
全身写経のLはエロくていいと思いますが、松田は絵的に見たくないので字でちょうどいいです。
(ハ!この話、絵巻といいつつ絵がない…字巻だ…!)
あとはオチをつけるだけ…
ってそれが一番しんどいやんか。ヨーコ★さん、恨むわ!笑
っていうか自分ノリすぎですか。
せっかくのエロシーンがただのギャグになってしまいました。
re;liteのセリコさんのとこみたく美しくも怪しくエロスな感じにしたかったのに…はぁぁ…
平安の趣ふか~い「おかし」のムードが水の泡です。


あ、今日から友達がしばらく泊まりにくるので、ネットできるかどうか…
早く寝てくれればいいのですが…
むう…難しいな…続きは友達が帰ってからです。
…というか、スパコミの原稿ってどうなるんだ私。

2007'03.28.Wed

うわ、ようつべで見ちゃったよ「計画通り」の回…
つ、つい誘惑に勝てず…




神演出…。
ら、らいと…。
L…。
デスノート…。




おまえが好きだアアアアアアアアアア><


号泣


…もう、頼むから…
どうして、こんな形でしか出会えなかったのか…

2007'03.28.Wed
連載中の平安デスノ絵巻がだんだんギャグになってきました(笑)
まずマッツーに平安の趣のカケラもないのです。笑
竜崎や月の直衣狩衣姿は容易に想像できるのですが、松田は…
松田さんなんですかそのコスプレは…という気分になり候。
松田さんは武士ですね。鎌倉~江戸松田なら容易に想像できます。
幕末デスノ草紙か…いいかも。

幕末デスノ妄想。
新世界をつくろうとするキラ月は倒幕派の志士で、キラを追う捜査本部は新撰組。
Lは佐幕派だから…最後の将軍?(どうも違う。)
策士という点では勝海舟だろうか。
遊び人の銀さん?(それ違う漫画)
そしてアイウエコンビとワイミーズっこが黒船に乗ってやってくるのね…
難しいなあ…
デスノで新撰組とかに絞った方がいいかも…。


アニメでそろそろLが…
という話を聞くたびに「…」と思ってしまいます…
何度も繰り返してきた話題だけど、あそこはもうあっさり行って欲しいんです。
月にもヘドが出るくらい演技過剰に大騒ぎして胸が悪くなるくらい凶悪に微笑んで欲しい。
それでひとがしぬということの呆気なさとか、喪失することの取り返しのつかなさとかを、
あとからじわじわじわじわじわじわじわじわじわじわと思い出して苦しめばいいよ夜神月。

ああそうだ、月曜深夜デスノ見たんだ田舎者。
あとで感想を書きます。



そういえばかっぺーさんとマモさんのブログを初めて見てきました。
うわっ!噂通り、かっぺーさん絵上手っ…!LがLがLが><
可愛い上にかっこよくて、わーやっぱ男性の描くLは男臭くてイイ!と思いました。
アニメのかっぺーさんの演技、テンション高いときより低い声のが断然いいと思うんですけど。あの低い声はなかなか甘くて素敵ですよ…
で、マモよ……おまい……幾つだ?(爆笑) 
でもデスノを、月を愛してくれてるのね~ん…ありがとうマモ。
ついでにLのことも愛してあげて。言葉の端々にLへの想いを込めてあげて。
第二部になっても、いつもLのこと思い出してあげて。
そして取り返しのつかない後悔にじわじわじわじわじわと(略)
2007'03.27.Tue
平安死帳絵巻
 巻二 鬼


ひたひたと夜の闇を、馬に乗った男がゆく。傍らには御徒の小者を一人、連れている。
馬上でふらふらとしているのは、酔っているのか。
大きな声では言えない場所からの帰りのようだ。
「待て」
声がして、男は馬上で振り返った。
「刑部卿藤原多貴邑だな」
「…お、おまえは…」
綺羅だ。
そう答えて鬼はニイッと目を剥いた。


「…そして、やはり死体には鬼に喰らわれた形跡はなく、ただ胸を掻きむしったような痕があった、と…」
「そうなんです。そしてこれもやはり他の犠牲者と同様、鬼を見た恐怖で顔が別人のように歪んでいたそうです」
牛車の中で、松田は水飴を舐めている竜崎に昨夜の事件を説明していた。
「小者はどうしました」
「生きてはいますが、頭がおかしくなっているようです。筆が、巻物が、とうわごとを繰り返すだけで」
「…それで?」
「…それだけです」
牛車がぎしぎしと揺れて、止まった。
「竜崎。やっぱりその、烏帽子もつけないで参内するつもりですか?」
おそるおそる松田は訪ねた。
竜崎は、と見ればくろぐろとした髪を風になびかせた蓬髪で平然としている。しかも、裸足だった。
「烏帽子をつけると祈祷力が40%減ですから」
もじもじと恥ずかしそうな松田を尻目に、竜崎は牛車を降りるとさっさと御内所へ向かった。


今上帝は、御年18の若者である。
まだ振り分け髪の童子であった頃から、その輝くばかりの美貌で夜空すら明るく照らす「月宮」ともてはやされた。蹴鞠・載り馬では宮中に並ぶ者とてなく、その博識は博士ですら舌を捲くほどであったという。
「竜崎か」
御簾の奥より発せられた声は、竜崎の予想を遙かに超えて涼やかだった。
「刑部卿の件、どう思う」
「鬼は、宮中に何らかの関わりがある者かと」
ぴたり、と扇子を使う音がやんだ。
「僕もそう思っていた。竜崎、鬼は人か」
「以前は人であった者、かもしれません」
竜崎は答えた。
「しかし、もはや人ではないでしょう」
御簾の内から再び扇子を使う音が微かに聞こえてきた。
「…策はあるのか」
はい、と竜崎は頷いた。


「いやー、僕緊張しましたよ。主上の声なんてきいたの初めてです…カッコよかったぁ…」
帰りの牛車の中、松田はまだ興奮から冷めやらぬ顔でうわずった声をあげた。
竜崎は黙ったまま膝を抱え、爪を噛んでいる。
松田は、ふと心配になって竜崎の顔を覗き込んだ。
「竜崎。ほんとうに策なんてあるんですか?」
「あります」
竜崎の黒い瞳がひた、と松田を見た。
「そのために、まず松田さんを捕まえます」
松田は首を傾げた。
「え、なんで僕が?」
「そうです松田さん。あなたは綺羅の名を騙り、罪のない女性を犯した上に殺害し、金品を奪って逃走した大悪人です」
「ちょ、ちょっと待ってください竜崎。僕はそんなひどいことした覚えは」
「なくても、やってもらいます」
竜崎はむずと松田の衣の裾を握った。


つづくぅ!





**********************
いやあ、思ったより楽しいです平安絵巻。
いろいろ調べて書くのが楽しい…書くより調べるのに時間かかった(馬鹿)
検非違使庁、ちゃんとありました^^ヨカッタ…
次、写経できる…かな?
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