週末はアンソロを読む旅に出る

日本代表が惜敗して気が抜けた…


今年は湿気がものすごいですね。
去年もこんなだったか。違った気がする。
家ではまだクーラーをつけずに扇風機だけで自分との闘いの日々を送っています。
っていうか寝てるだけなんですけどね。動かないから堪えられる。
会社は涼しいな〜。


山月アンソロの表紙にホログラムPPスターダストっていうのを使ったんですけど、これがめっちゃ可愛いんですよ（うぬぼれ）。目黒さんの絵がもともときらきら☆してる上に、ホロが重なってもうほんときらきら〜☆です。あと、裏表紙を青色の雲みたいな模様にしたんですが、青い星空みたいで我ながら綺麗だなあと思って眺めてます。
これで「一度はやってみたい〜」と思ってた装丁が一通り出来て嬉しかったです。マットPP加工（青春ズンドコ）とか、箔押し（椅子の話）とか、型押し（spoil）とか、文庫本カバー（青春スピカ）とか。

日差しに透けてきらきらと輝く綺麗な月くんをかきたいなあと思って２年くらい経ったような気がします。
外見のうつくしさと内面のギャップというか、噛み合ない微妙な揺れみたいなものに私はとても惹かれるんですね。リアルの人間関係については全然そんなことないんですけど、創作上のポイントとして。

月くんのことを美しくかきたいって言うと誤解されてもしょうがないかもしれないんですが、別に月を美化したい訳じゃないんですよね〜。
私はたぶんかなり辛口に月を見詰めていて、彼を擁護する気など全くないのですが、でも、彼を美しくかきたいと思う気持ちには、彼をただの道化にはしたくないという気持ちも混ざっているような気がします。
道化っていうか。
道化なんだけど。
だからって笑いものにしたい訳じゃないので…
愉快な子だけどさ。
「驚いてないよリューク」とかもう傑作ですけどさ。

悲劇と喜劇って紙一重っていうか、表裏ですよね。
そこで喜劇の主人公として月を捉えるか、
悲劇の主人公として捉えるか、
両方で捉えるか。
両方で捉えたいんですけど、そんな力は私にはないので、まあ、綺麗だけど中身はアレな月くん、という手段で私が感じた彼の悲喜劇を表現してみたいと思う訳です。

ああどうでもいいことをくだくだと書いてしまった…
夜って人をポエマーにする。

山月アンソロを読む旅に出て来ます。