雪の日に裁きをしにやってくる神様のはなし

切れ切れに私信返信です。


例のトーマのノベライズはですね、夏コミに行く新幹線の中でだいたい読みました。
ネタバレになるかもしれないし、大変暑苦しいので、感想等は続きに入れます。

えーと…
どう言っていいのか…
まだきちんと最初から最後までまともに読んでないのですが、途中で読めなくなった（飽きた）という時点で、結論から言うと、はずれでした。
はーっまたシュッパンシャの商業主義に騙された…


最初の方は、ほう？と思わせるような設定とか、原作の空気のようなものを一瞬感じたりもしたのです。モリさんのあの不思議な雰囲気も私は嫌いではないので…
（といってもスカイクロラシリーズしか読んでないですが）
でも、最後の方になって、オスカーがユーリに思いを語る一番のクライマックスが、ぐっだぐだだったのですよ…　少なくとも私はそう思った。だって、オスカーがユーリの秘密を知らないなんて！！！！！
それで、それ以降はまともに読めなくなってしまいました…
原作で私が一番好きで感動の涙を流したのが、僕のおやじさ、から始まるオスカーの語りから「僕は待っていた、それだけ」に繋がるあのシーンなので…
そこが、もう、全然駄目、わかってない！！！って思ってしまった…。
理屈じゃないのです…。


あと、トーマのお父さんがトーマのことを語るシーンもなかったような…
あそこはトーマ・ヴェルナーが何故死んだのかを理解するためには必要不可欠なエピソードだと思うんだけどな…後半はまともに読めてないから、見落としてるだけかも…；；；


疲労で私が読めてないだけならいいのですが…
また落ち着いたら最初から最後まで読み返してみたいです。
既に読まれて好きだと思われた方にはすいませんです…。
最愛の作品だけに、要求するレベルもまた高くなるのですよ…


もしかするとトーマより1999年の夏休みっぽいのかもしれないですね…全体的に…
映画見てないけどなんとなくそう思った。